賃貸を目的とした不動産投資

サラリーマンの間で中古ワンルームマンションを購入して、副収入としようとする不動産投資が人気である。中古ワンルームマンションが好まれる理由はいろいろあると思うが、まず、新築は割高であることから避けるべきということになる。そして、ファミリータイプマンションではなくワンルームマンションである理由として、ファミリータイプマンションの供給は今後も増加していき、住宅ローンの金利が低い中で、賃貸するよりも購入してしまった方が得という考え方が広まりつつあることが、賃貸収入を得ようとする不動産オーナーにとってはマイナスの要因になるということである。中古ワンルームマンション投資を始めるのであれば、できれば、いきなり2戸程度持つところから始められるとよい。これは、空室リスクを抑えるためだ。1戸であると、どうしてもゼロサムとなってしまい、賃貸収入が途絶えてしまう時期が生じる。この時期をできるだけなくすよう複数戸持つことで、分散するのである。そのためには、まず、しっかりとした金額の頭金を貯めることから始めるべきである。

賃貸収入を得る不動産投資に代わるもの

不動産投資をするのであれば、実物不動産を購入して賃貸収入を得るという方法もあるが、不動産投資信託を購入して、賃貸収入の代わりに分配金を受け取るという形もある。この不動産投資信託については、個人で中古ワンルームマンションを購入し、運用するよりもメリットが多いと感じている。もちろん、欠点もあるのであろうが、メリットのみをまとめると次の通りである。まず第一に空室リスクが低減できる。つまり、不動産投資信託は多くの物件に投資しているため、物件の分散効果が得られるのである。物件の分散だけでなく、エリアの分散もできているので、空室リスクはかなり低減される。第二に流動性が高いことである。株式市場に上場している不動産投資信託であれば、価格さえこだわらなければ、売りたいときに売ることができるのである。この換金できるという点は大きな資産運用を行う上では、不動産に投資していながら、機動性を得られ、メリットになる。第三に日々の管理が不要であるということだ。半年に一度分配金を確認するということくらいであろうか。これらのメリットが享受できる不動産投資信託は資産運用の選択肢の一つとして有力だ。

賃貸収入を目的とした不動産投資

不動産投資をする際に、中古ワンルームマンションを選択することが多いと思う。賃貸収入があるうえに、価格も手ごろときているからなのであろう。しかも、最近では、不動産会社の提携ローンを使って借入をおこすこともできるのでレバレッジを効かせることができる。しかしながら、不動産投資において過度のレバレッジには気をつけなければならない。なぜならば、レバレッジを効かせている間というのは、アセットアロケーションをしっかり行っていなければ大きな過ちを犯すからである。キャッシュフローを悪くしてしまうのもレバレッジの欠点ではある。賃貸収入を得ることを目的とする不動産投資において、レバレッジはあまり向いていないように思える。これが不動産を売買して短期の収益を上げるのであれば、つなぎ資金として借入をおこすことも選択肢の一つである。賃貸収入か売買益かいずれの目的なのかをしっかり決めた上で、不動産投資を行っていくことをお勧めする。